感情論ではな

DSF

2014年11月26日 11:46

読者は、主人公と自分を重ね合わせ、わかるわかる、その気持ち・・・
と、いつかこの主人公が離婚できる日を主人公と同時に夢見ているとか。

決定打がないから、こんなもやもや程度では、離婚には至らない。
が、もの哀しい・・・。それが、どんどん積み重なってくる。

じゃ、離婚したら?
となるが、経済力がない・・・というよりは、今の生活レベルを落としてまでリスクを負う勇気がない。
母子家庭になって、シングルマザーで、髪振り乱して、がむしゃらに頑張る決意がない。
じゃあ、我慢したら?
それで、毎日、もやもやと、夫に傷つけられながらの生活を送っている主人公。

これは、誰にでもできる仕事しかさせてもらえない、OL生活から抜け出して、
ほんの短期間、海外逃亡を図るOLと共通するものがある。
これがいやだから、あれ。
煮詰まった現状を改善せず、別のところに逃げる。
努力の仕方が間違っている。looper122のblog



誰にでもできる仕事で、給料がもらえたら結構なことだ。
じゃあ、責任ある仕事をさせられたら、果たして出来るか?
仕事の責務の苦しみで、自殺したりするのは、ほとんど男性だ。
女性は、そこまで思い詰めない。

漫画のなかで、夫が、「いいよな、おまえは。一日じゅう、ごろごろしていて」
と、外の仕事の辛さなどわからない妻に、ぽろっとホンネをもらす。
それで、妻は深く傷つくわけだが、そんなに傷つくのであれば、妻が代わりに社会に出て働き、
夫に主夫をしてもらえば?
それもできないで、傷ついているのは、弱すぎる。
夫が、なぜそういう発言をするのか、感情論ではなく、その底の部分、社会の現実の部分を知るべきだ。

夫のことを、「ATM」と、どこぞの巷では言われているそうだ。
いつもにこにこ、自動現金出金機。
割り切ると、痛みは少ない。
babyguest820722
「一日中、家にいて、こんなこともできないのか?」
と夫に言われたら、「あら、ごめんなさい・・・」って、泣いてみる?
隠れて包丁を研ぐ?
毒でも盛ってみる?nicbe的个人博客

夫がいなくなったら、どうやって家計を支える?
現実問題には、目を向けず、グサグサや、もやもやばかりに感傷的になっていても、ちっとも建設的ではない。

稼げない自分が悪い・・・。
子供が、いるから。家庭を守らなければ。

そうはいっても、世の中、兼業主婦も、とても多い。

が、専業主婦は、ひとくくりにはできない。Kissjuce
好きで専業主婦なのと、もやもやしつつ、夫の精神的虐待に耐えながらの専業主婦と、・・・いろいろある。

夫の稼ぎが悪くて、収入を足さなければ生活できないパート主婦と、
家に閉じこもるのが嫌で外で働きたいパート主婦がいる。
れんじうぇ

ごく普通に、普通の感覚で、共稼ぎ夫婦もいる。




関連記事